ボディウォッシュの棚卸し
「お風呂に入ったら、まずどこから洗う?」
よく聞く質問である。くだるかくだらないかは別として。
おれは頭かなー。
腕から。
大事なところ!
「じゃあどういう順番で洗う?」
これまた既視感がある。
頭でー、顔でー、首でー
決めてない、わしゃわしゃ洗う。
その日一番気持ち悪いところかなー。
『どういう順番で洗いきる?』
は、どうだろうか。
ポイントは洗い “きる” である。
身体の隅から隅まで、洗い終わって拭くまでをイメージしてほしい。
洗いきれているか?
ここでそこはかとない不安を覚えたあなた、大変な発見をするかもしれない。
続けてみよう。
まず服を脱ぐ、身体を洗う。
ここでできるだけ詳細にイメージしよう。皮膚の感覚、泡のつく感触、せっけんの香り、シャワーの音。
ゴシゴシと洗い終わったとき、泡が付いていない部位はないだろうか。
私にはあった。
死ぬほど唖然とした。
これまで当たり前の、ルーティンとも思えないほどの無意識下にあったルーティンに、とんでもない事実を叩きつけられた気がして驚いた。
きっと年齢を重ねていればいるほど、その衝撃は大きい。
ボディウォッシュの棚卸し、一度やってみることをオススメする。