2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧
● 近年の様々なタイアップにより一躍話題となったGLIM SPANKYの2ndアルバム。 ポップスの面から聴けばポストラブサイケデリコやSuperfly、といった立ち位置になるのだろう。 だが刮目すべきは、古き良きジャズ・ブルースを完全に消化した確固たる基礎にある…
● 椎名林檎の原キーカバーで話題になった、男性4人組バンドUNCHAINのカバーアルバム。 普段はソウル・ジャズなどをベースに爽やかな音楽を奏でる。 本アルバムで一層有名になった彼らだが、ここで流れる雰囲気はそのまま彼らのオリジナル曲でも健在だ。 軽い…
● たったの4曲、それを3回繰り返して聴くことで、枯渇感を与えられるバンド、それがポルカドットスティングレイだ。 初聴は既視感の上に並ぶ先人の偉大さだった。 椎名林檎・東京事変のメロディセンスを改めて認識するとともに、クリープハイプの疾走感に想…
● J-POPを語るには欠かせないスピッツの、言わずと知れた名盤。 それでいてポップス、の一言でくくりきれない何かがある。打ち込み、四つ打ち、もちろんスピッツ流ロックンロールも健在で、深めにかかったリバーブの声が神々しささえ感じさせる。 所謂スピッ…
● もう10年以上前になるだろうか。 下北沢屋根裏での出番を終えて、つまらないバンドが始まったところで地上に出た。 少し飲み過ぎていたので、落ち着くまであてもなくふらついてから帰ろうと思っていた。 シェルターの前を通った時、ライブハウスとは違う場…
● フォークロックシンガーである斉藤和義と、元BLANKEY JET CITYの中村達也によるユニットの、1stアルバム。 斉藤和義のカッティングに乗せて早口で音符を詰め込んでいく得意のスタイルが、中村達也の極めて即興的な、かつパワフルなドラミングと非常なマッ…